Anba in ‘Blue Birds!’

Drum Corps Fun vol.4(2009年4月18日発行)に掲載

皆さん初めまして!!私たちは大分県内を中心に活動をしているマーチングバンド「Anba in ‘Blue Birds!’(アンバ イン ブルーバーズ)」です。

この、ちょっと変わった名前の由来は、私たちの恩師であり、大分県に初めてマーチングを取り入れた故・安倍孝次先生のあだ名(アンバイ先生)をとり、また長年の愛車(ブルーバード)とをミックスさせ、安倍先生の夢だった、大分県からの「全国大会出場」の意思を継ぎ誕生しました。

2000年に、わずか5人でアンサンブルチームを立ち上げ、2003年、マーチングバンドとしてスタートいたしました。その年の「九州マーチングコンテスト」に初出場し、大学・職場・一般の部、銀賞・部門優勝を果たすことができました。

その後、パレードコンテストとフェスティバルの2部門を両立しつつ、部門優勝3回、2006年には「第24回九州マーチングフェスティバル」において念願のパレードコンテスト金賞を受賞することができました。

同じ年の11月、 演奏重視の姿勢から、観客に”魅せるマーチング”への転換を目指し、第34回マーチングバンド・バトントワーリング全国大会九州予選へチャレンジし、一般の部第3位という成績をおさめましたが、目標とする全国大会への壁は厚く、翌年から同大会一本に絞るも、この3年間は「あと一歩…」に悔し涙を流す日々が続いています。

コンテストだけでなく、毎年開く定期演奏会や「別府温泉祭り湯けむり総パレード」など、地元行事への参加、保育園や福祉施設での訪問演奏など、地域に密着した活動を通じ、私たちの演奏を聴いて下さる方々に喜んでいただくことも私たちのもう一つの姿でもあります。

特に定期演奏会では、ステージ構成に趣向を凝らし、笑いあり感動ありの”熱い”ステージで、観客の皆様に大変喜んでいただいています。

マーチングバンドとして今年で7年目を迎え、現在は社会人をはじめ、高校・大学生含めて約40人で活動していますが、創立当初からのメンバーの中には、結婚や出産にともなう休団により、なかなかマーチングだけに専念するわけにいかないという厳しさもあります。しかし一人一人が持っているマーチングへの情熱、そして、Blue Birds!の団員であるという「自覚と責任」という思いを胸に、家族や応援してくださる方々の為にも、全国大会の舞台で演奏・演技を披露する日が一日でも早く来るよう、日々の努力と試行錯誤を重ねていきたいと思います。
是非「Anba in ‘Blue Birds!’」の名前を目にする機会がありましたら、応援の程よろしくお願い致します。

Anba in ‘Blue Birds!’のモットー「音楽を通して、人間として成長する」

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