「洗足学園 音楽大学」経験を超えて、さらに先へ

Drum Corps Fun vol.4(2009年4月18日発行)に掲載

洗足学園音楽大学打楽器アンサンブルは、本学打楽器コース生によって構成されたグループです。1980年より打楽器アンサンブルの定期演奏会を開催し、毎年公演を重ね、規模を拡大し、現在では110名の大編成となっています。

昨年の定期演奏会ではガムラン、和太鼓、マリンバ四重奏、打楽器四重奏、吉松隆氏による委嘱作品、民族打楽器、アンクロンオーケストラ、スティールパンバンド、マーチングパーカッション、100人の打楽器オーケストラといった迫力満点の演奏会を行いました。

本コースには学生有志によるマーチングバンド『BLAZE』というサークルが存在します。
BLAZEの活動は神奈川県川崎市で行われる高津区民祭のパレードに出演すること、また同じく川崎市にて開催される[保育の集い]を主としております。

しかし今回本学で行われた定期演奏会に出演するメンバーは打楽器コース全体から特にマーチングが好きな人、熱い意志のある人を招集してBLAZEとは別に定期演奏会のためだけに9月から約4ヶ月かけて練習に取り組みました。中には初心者もいますが立志が強い人間の集まりですのでメンバーの強い支えのもと最高のステージとなりました。

打楽器のみの演奏会ですのでマーチングの定番曲を打楽器アンサンブル用に編曲し、そのアレンジに合わせて構成・演出を考えていきました。昨年の演奏会ではステージが最大限に活きるよう女子14人によるカラーガードの演技に挑戦致しました。
衣装もフラッグも全てが手作りですので全員で一丸となって出来た本番は本当に最高で感動ものでした。

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