Revolution Drum&Bugle Corps

Drum Corps Fun vol.5(2010年4月30日発行)に掲載

活動の始まりのきっかけは、ハイレベルな指導力よって音楽教育を行い、指導者を教育し 、 リーダーシップの発揮を高め、責任感、自己コントロールの開発、音楽による芸術などの感受性を高め、テキサスの周辺地域に多くの音楽に携わる青年を送り出すことを目標に決め、バンドディレクターのジョン・ロドリゲスによって1999年に非営利団体として設立しました。

Drum Corps Internationalに参加しています。
練習ベースは主にアメリカのテキサス州で練習を行っています。

2002 Division.3(小編成)チャンピオン
2003 Division.3 ファイナル出場
2004 Division.3 ファイナル出場
2005 Division.3 ファイナル出場
2006 Division.3(小編成)銀メダル
2007 Division.3 ファイナル出場 4位
2008 オープンクラス ファイナル出場
2009 オープンクラス ファイナル出場

Revolution Drum&BugleCorpsは6年間連続でDCIワールドチャンピオンシップでファイナルに出場という実績のもと、プロ精神を持ち、いかなる時もShow Manshipを発揮する完全なるプロ集団という事を一番大切にしています。
Revolutionのバンド名の由来は、名のとおりマーチング、音楽、パフォーマンスの革命です。
常にクリーンな音楽とラインを創りあげる事にこだわりを持ち活動をしています。
衣装はいままであまり見ないカラーの黒とグレーを基調にした衣装です。

そして日本人の受け入れ態勢が確立されたDrumCorpsです。アメリカ人スタッフやディレクターは日本人がDCIに参加するにあたり、どれだけ膨大な費用がかかるか良く理解してくれています。

日本人プレイヤーが活動する上で苦労する点はやはり英語での会話やコミュニケーションです。
しかしRevolutionのメンバーは言葉が通じなくても優しくジェスチャーで教えてくれます。
そしてもう1つの問題はなんと言っても食事です。Revolutionはテキサスが本拠地なのでメキシコと近いですから、メンバーに多くのメキシカンがいるので食事は基本的にはアメリカというよりはメキシコ料理が主流です。辛い食べ物が大好きな方は嬉しいかもですね。

Revolutionは非営利な団体で活動しているので、他のチームより活動費が少ないです。
ツアーバスがボロボロということもあり、2009年の前半のある時、ガソリンスタンドに止まったときに、ベース3番のメンバーがバスの窓にもたれかかった時...「ガシャン!!!」って音がして窓が落ちて割れてしまったという思い出に残るエピソードもあります。

しかしながら、そんなバンドでの経験こそが、人間のまさに進化と成長に繋がっていると思います。もちろん技術を磨くのも大切ですが、辛い時を長い期間一緒に過ごして、時には励ましあったり、同じ事で笑ったり、成長できる場だと思います。

2009年ドラムメンバーの中村さんの感想

2009シーズン、僕にとっては最初で最後のドラムコーライフ。長いようであっという間の3ヶ月でした。この1シーズンをRevolutionで過ごせて本当によかったと感じています。
練習は言うまでもなくハードな部分もありましたが、カルロス(キャプションヘッド)始めDrumStaffからは技術面はもちろん、人として大切なことなど色々教わった気がします。
冗談言ったり、時には寿司を買ってきてくれたり、日本人のことをとても理解してくれるとても温かいStaff達でした。
コーのメンバーもみんないい人達で、3ヶ月間は家族と過ごす時間以上をメンバーと一緒に過ごしていたのは、なんだか不思議なかんじです。特に、日本人同士では時に楽しく・時にはシビアに色々な話をしたりしました。友人と腹を割って本音で話すのも、久々でしたし、とても刺激になりました。
高校の時からの夢だったDCIでプレー出来た思い出は、生涯忘れることは無いでしょう。
もし、できることなら来年も戻りたいと思いましたが、それも叶わぬ夢です。
今後は、Revolutionが成長してゆくその姿を、陰ながら応援して行きたいと思います。

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